内祝い

ママもパパも大変だった出産を終えて、これからは赤ちゃんのいる生活です。初めてのことを次々に体験することになります。第一子であれば、ママもパパも新米です。分からないことを相談できる方が近くにいたら安心ですが・・・。マナーやしきたりなど地方によってまちまちですが、赤ちゃんが生まれてから約100日目までは、お宮参りやお喰い初めなどいろいろなお祝いやしきたりがあります。今では簡略化されたものもありますが、成長を祝う大切な催しです。できれば続けたいですね。

その中から内祝いについてご紹介します。

そもそも内祝いって何? 内祝いは本来、身内でするお祝いのことをいいます。お祝いに対するお返しではなく内輪のお祝いを、周囲の人たちに喜びのおすそ分けをしたいという意味でするものです。本来の意味からするとお祝いをいただいた、いただいていないにかかわらず差し上げるものなのです。 しかし、現在ではお祝いをいただいた方に対して、お返しの意味での内祝いが一般的になっています。
内祝いを贈る時期ってあるの? 出産祝いを贈る時期は、一般的に生後7日から1ヶ月ぐらいまで。したがって内祝いを贈るのは生後1ヶ月前後が一般的。お宮参り前後から1週間、遅くても生後2ヶ月の間に贈ります。生後1ヶ月を過ぎていただいた場合もいただいた日から1ヶ月以内には贈ります。 贈るものとしては、昔からの縁起物(さとう・鰹節など)にこだわらず、タオル類やお菓子類などが喜ばれているようです。
具体的なマナーって他にあるの? 紅白蝶結びののしに「内祝」「出産内祝」と上部に表書きします。のしの下部には『命名 ○○』と赤ちゃんの名前を書き、名前をお知らせする目的から、漢字にはふりがなをつけると良いでしょう。
その土地ならではのしきたりや常識があるので、前もってご両親やお近くの方に聞いておくことをおすすめします。堅苦しいことと思わずに、その心遣いが最良の配慮になることも多いので一通り確認しておいた方が良いのではないでしょうか。
参考文:出産内祝カタログ『天使のほほえみ』より
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